【サウナー必見】サウナで一番怖いヒートショックとは?その症状や予防法を現役看護師が徹底解説。

どうも!サウのすけです。

あなたは「ヒートショック」という言葉を
いたことがありますか?

ヒートショックとは
急激な温度変化が原因で
失神や心筋梗塞、脳卒中などを
引き起こしてしまう現象
のことです。

聞いただけでも恐ろしいですよね。

実は、ヒートショックは
サウナでも起こり得ます。

なぜならサウナ室と水風呂では
相当な温度差があるからです。

「じゃあサウナは危険だし辞めよう」
「絶対に体に悪いじゃん」

と思ったあなたはここでページを
閉じることをおススメします。

正しい知識を身に着け
正しくサウナに入ることができれば
予防することができます。

私自身サウナに命を救われています。
サウナが体に良いということを
ひしひしと感じています。

↓サウナに命を救われた話はこちら↓

この記事では現役看護師である
サウのすけがヒートショックについて
徹底解説していきます!

正しい知識を身に着け
今まで通り気持ち良くサウナに通いたい方は
最後までしっかりと読み進めてください!

では、本題へ!

ヒートショックの定義とは

ヒートショックは、血圧の乱高下によって体に負担をかけてしまい、脳梗塞や心筋梗塞などの健康被害をもたらす可能性があります。誰にでも起こり得る身近なショック症状です。

ヒートショックとは|症状や対策、予防、なりやすい人の特徴などを紹介【介護のほんね】 (kaigonohonne.com)

ヒートショックはこのように定義されます。

ヒートショックにより亡くなる方は
年間約17000人以上と言われています。

一人暮らしの方が自宅のお風呂場で
亡くなるケースが大多数ですが
これはサウナでも起こり得ます。

サウナ室から水風呂へ入ると
開いていた血管はキュッと収縮します。

この際に血圧は乱高下します。
血圧の乱高下はヒートショックの原因となります。

主な症状

めまい・立ち眩み

水風呂を出た際のめまいには要注意!

脳への血流が不足しているために
めまいや立ち眩みは起こります!

軽いヒートショックの可能性も考えられます。

失神

失神は突如として意識がなくなる状態です。

失神する機序はめまいや立ち眩みと同様です。

温度差により血圧が乱高下し
脳への血流量が不足するため
失神は生じます。

心筋梗塞

心筋梗塞とは心臓の血管の血流が
血栓などで妨げられ心臓の筋肉が
一部壊死する状態です。

胸を締め付けられる強い痛みや
胸の圧迫感を感じます。

ヒートショックによる血圧の変動は
心筋梗塞のリスクを高めます。

脳梗塞

脳梗塞とは脳の血管が詰まることで
脳細胞が壊死し麻痺などが生じる状態です。

ヒートショックで生じる血圧の変動が
脳の血管の負担となり脳梗塞の
リスクが高まります。

不整脈

不整脈とは読んで字のごとく
脈拍が乱れることです。

ヒートショックによる血圧の変動が
脈拍にまで影響し脈が突如速くなったり
遅くなったり不規則になります

場合によっては
めまいや呼吸困難感、動悸、胸痛といった
症状が現れるため注意が必要です。

ヒートショックのリスクが高い方・危険な入り方

水分補給不足

体内の水分が足りないと脱水状態に陥ります。

脱水状態だと血管内の血液量も低下するため
その状態で血管に負担がかかると
ヒートショックのリスクが高まります。

長時間のサウナ滞在

長時間サウナにいると
これも体の脱水を助長します。

脱水状態だと血管内の血液量も低下するため
その状態で血管に負担がかかると
ヒートショックのリスクが高まります。

飲酒後のサウナ利用

アルコールには利尿作用があるため
サウナの中で脱水状態になりやすくなります。

またアルコールは血管を拡張させ
体温調整機能も低下させてしまいます。

飲酒後のサウナ利用はヒートショックの
リスクを高めてしまいます。

高温サウナに無理して入る

高温サウナに無理をして入ると
血管の拡張や交感神経の関係で
血圧が大きく変動する原因となります。

血圧の大きな変動は
ヒートショックの原因でしたよね。

高温サウナには
無理して入らないようにしましょう。

高齢者

高齢者の方は体温調整機能が衰えていたり
動脈硬化によって血管が固くなっています。

血圧の大きな変動に伴い固くなった血管が
耐え切ることができず
ヒートショックのリスクはグンと高まります。

生活習慣病の持病がある方

生活習慣病とは、普段の食事や睡眠、運動、飲酒などの
生活習慣が原因で起こる病気の総称です。

具体的には、高血圧、糖尿病、動脈硬化症
脂質異常症、心疾患、脳血管疾患 
などが挙げられます。

この中でも
糖尿病や脂質異常症、動脈硬化症の方は
血管が固くなっています。

大きな血圧の変動に耐え切れず
ヒートショックのリスクはグンと高まります。

ヒートショック予防法

しっかりと水分補給

サウナでは1セットで
約300~400mlの水分が失われます。

これを3セットするとなると
約1Lの水分が体内から失われます。

これを見越したうえで
サウナ前、サウナ中、サウナ後に
しっかりと水分補給をするようにしましょう!

水分と同時にミネラルも失われるため
スポーツドリンクやミネラル入りの水も
おススメです!

徐々に体を温める

急に熱いお湯やサウナに入ることは
血圧の乱高下に繋がります。

そのため
温かいシャワー、湯船に浸かる
そしてサウナに入るなどステップを踏んで
体を温めるようにしましょう!

水風呂にはゆっくり入る

サウナから出た後に水風呂に飛び込むと
急な冷感刺激により血圧は乱高下します。

水風呂に入る際は足元からゆっくり
浸かるようにし血管への負担を
軽減するようにしましょう。

↓水風呂攻略法はこちら↓

体調に合わせて無理はしない

その日の自分の体調や睡眠時間
疲れ具合などを見ながらサウナ室に入る
時間やセット数を調整しましょう。

体調が悪い場合には
サウナを我慢することも大切です。

無理は禁物です。

まとめ

ヒートショックへの恐れが
この記事を読む前と比べると
小さくなったのではないでしょうか。

なぜ怖いのかというと
正しい知識がないからです。

しかしこの記事を読んだあなたは
ヒートショックに関する正しい知識
身に付けました。

あとは注意点を意識しながら
普段通りサウナを楽しみましょう!

正しく入ることができれば
サウナは体と心を健康にし
あなたの人生を必ず豊かにしてくれます!

それでは良いサウナライフを!

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